なぜ私がヘナを使うか?ヘナが好きなんです、施術する側としても、塗布してるときは気持ちがいいんです。若い時はブリーチの鼻にツーンとするにおいが大好きでしたが、もうその匂いもかげなくなりました。その匂いの中にハーモニーがないのです。かなり強い薬品ですよね。黒いものを金なり、シルバーにまで脱色するんですから、塗布してる側だって、手袋しないと手の皮やられるし、その化学反応おこしてる空気を間違ってたくさん吸うとむせてしまうし、それを頭皮に付けてるんですから、やはり炎症起こしやすいです。あと、若いころ自身の髪も奇抜でしたので、何度もシルバーにしたりピンクにしたりしてました。でも、ホワイトブリーチした後、黒いはずの髪が白くなって生えてくるんです、全部ではないですが。数か月するとまた黒い髪に戻って生えてきます。ってどういうこと?そのブリーチした時の薬品が毛根部に入ってしまっていて、生えてくるときにブリーチして生えてくるっとこと、怖いですよね。それがブリーチだから明確にわかるというだけで、普通のカラー材も同じことが言えます。
そして、頭皮の経皮吸収、腕の吸収率の3.5倍です。カラー材をべたべた塗る、体はぐんぐん取り入れてしまいます。一説では、女性の頭皮は子宮につながっていると言われております。だったら、髪にも頭皮にも体にもいいもの塗布して髪の毛そめたあげたらいいではないですか?今、オーガニックカラーとか言われていますが、ヘナに比べたら、カラー材はすべて化学薬品です。香草カラーもしかり、微量のジアミンが含まれています。
当店の取り扱いヘナは極上です。臼挽きヘナを使用してます。アーユルヴェーダの経典には、ヘナは石臼で引くことと書いてあるようです、ただ最近では機械で製造してるものがほとんど、臼挽はあまりみかけませんが、当店のヘナは臼挽です。まず染まりが違う、つやつやになります。つやが乱反射するほどでます。あとは感覚的なものですが、最高に気持ちがいいです。
ヘナは髪質改善にもとっても効きます。平均半年ほど使うと違いが分かるようになります。この前のお客様はたったの1回の施術で見違えるほど髪にこしとハリが出ました。帽子をよくかぶっている方ですが、帽子を脱いでもふんわりするとおっしゃっておりました。
吹屋のべんがらのいろと、ヘナの色が私の中ではリンクします。弁柄も、ヘナも空気で酸化しながら染まります。なので、ヘナ直後と3日後では染まりが変わります。
吹屋で弁柄染めを体験して、ヘナ染めもしましょーう。そしたら気分は最高!